トムウェット

石綿とトムウェット

かつて建築材料として広く利用されていた石綿(アスベスト)製品。そ の中にトムウェットという商品名のものがあります。トムウェットは吹き付け剤で、鉄骨や壁面、天井などに多く利用されていました。アスベスト製品はやわら かい性質や断熱性、防音性が高いという特徴があり、トムウェット他の建材だけでなく自動車部品やホースのカバーなどにも使われていたのです。石綿(アスベ スト)製品の問題は古くからWHOで指摘されてきましたが、日本で問題にされ始めたのは1980年代後半です。そのころまで国内ではトムウェット等多くの 石綿(アスベスト)製品が製造されていました。

原材料を変えたトムウェット

石綿(アスベスト)製品の健康被害が深刻 化し、製造メーカーは従来のように石綿(アスベスト)製品を製造し続けることが難しくなってきました。製造中止を検討される製品も多くトムウェットも例外 ではありませんでした。メーカーは従来製品と同じような商品でノンアスベストのものを模索し始めました。トムウェットは研究の結果ノンアスベストの材料で 従来と同様の製品を作ることに成功し、商品名はそのままでノンアスベスト化されることとなったのです。現在トムウェットは安全なノンアスベスト建材として 利用され続けています。しかしながらトムウェットのように製造時期によって原材料が違っている建材があるため、目視のみで石綿(アスベスト)材料が使われ ているかが判別しにくいケースが増加しているようです。石綿除去の専門機関ではサンプルを検査し、石綿の有無を調査してから除去を行っています。

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